板谷峠の死闘 赤穂浪士異聞

作家名: 日暮高則
出版社: コスミック出版
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板谷峠の死闘 赤穂浪士異聞
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あらすじ/作品情報

吉良上野介は本所松坂町で討たれていない!?赤穂浪士の襲撃に備えて周到な準備をめぐらせ、逃れたのだ。だが、智恵者の城代家老・大石内蔵介はそれを上回る万全の体制を整える。「吉良が逃げるとしたら、実子が藩主である米沢だろう」と考えた大石は、家老仲間の大野久郎兵衛に討ち入り組の別動隊「影の組」を組織させ、陸奥での後詰めを依頼する。薄雪が積もった福島・米沢国境の板谷峠。久郎兵衛ら「影の組」が待機していると、吉良一行が現れ、壮絶な死闘に及ぶ。「逐電家老」と呼ばれた大野久郎兵衛は何を思い、闘い、生きたのか。もうひとつの忠臣蔵、赤穂浪士たちの生き様を描いた傑作長編。

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