隻脚の天使 12

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あらすじ/作品情報

「足を切るなんて、死んでもいやよ。殺してよ。先生……」そう叫んでいた手術台に横たわる安西里美をじっと見下ろす神山里佳子。まだ、男に穢されていない天才チェリストのこの少女にオペの前から心奪われている担当女医──自らも隻脚の彼女は少女を愛し、少女は悪魔的に応え始める。さらに周囲の男たちは懸命に「生きる」少女の魅力に抗えず、やがて少女の下僕的虜に──2003.05~2004.04まで12話にわたって雑誌連載されたまま、そのフェティッシュさと登場人物たちの黒い淫心に「本」として編まれることを赦されなかった、官能小説の域を超えた著者の金字塔!【著者略歴】北原童夢(きたはらどうむ) ─ 寺山修司の『天井桟敷』で演出を担当。劇団の主宰を経て文筆業に。『看護婦・凌辱病棟』(フランス書院)でデビュー。その後、官能小説、評論集を続々発表。2006年「中村うさぎ賞」を受賞。

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