銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~(6)

作家名: こしのりょう高杉良
出版社: 講談社
レーベル: 週刊現代
銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~(6)
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あらすじ/作品情報

1993年、協立銀行虎ノ門支店副支店長の竹中治夫は総務部主任調査役へ、突然移動することになる。平凡なサラリーマン人生を歩んできた竹中に命じられたのは、総会屋対策の「渉外担当」だった。最初の特命はなんとワンマン会長の娘の不倫トラブル隠しだという。バブル経済崩壊後の欲望渦巻く銀行のなかで、男は孤独と葛藤に揺れながら、生き残りを賭ける。時代や人に翻弄されながらも、働くことに身をささげる――

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