隠れ医明庵 癒し剣

作家名: 北山悦史
出版社: コスミック出版
533ポイント
隠れ医明庵 癒し剣
関連タグ

あらすじ/作品情報

下総国中河藩の小役人の嫡男として生まれついた九十九幹之介。幼少より医術や本草に興味があった幹之介は、家督を継いだ後も勤めのかたわら能を磨き、近隣の者たちの病を診るまでの腕になっていた。だがある日、運命は一変した。かねてより幹之介が診ていた同輩の妻・小菊が急死したのだ。自らの余命を知り、女の悦びをいま一度という小菊の願いを聞き入れ、情を交わした直後のことだった。幹之介は妻の不義を確信して乗り込んできた同輩を斬り、藩を出奔する。明庵と名を変え、江戸は神田須田町の裏長屋に住まいを得た幹之介。追手の影に怯えながらも、人の心身の痛みを感じる異能を活かし、医師明庵として生きていくことを決意するのだが……。

同シリーズ一覧

1巻から
  1. 533ポイント
  2. 505ポイント
  3. 552ポイント
  4. 590ポイント
  5. 590ポイント
ページTOPへ戻る