昭和時代の山手線沿線風景

作家名: 山口雅人山口道子
出版社: イカロス出版
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昭和時代の山手線沿線風景
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あらすじ/作品情報

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。首都圏とくに東京の風景は、10年も経てばガラリと変わり、20年も経つと現在の様子からは想像もできない街並みが広がり、50年前にもなると歴史の教科書で見たような風景が広がっています。本書では新宿、渋谷、池袋、東京、上野、品川など、山手線の主要な駅を取り上げ、むかし懐かしい昭和な風景を大判の写真でご紹介していきます。駅構内の風景やそこに佇んでいる鉄道車両だけではなく、駅前の様子や周辺の建物、空撮から見た街の風情など、さまざまな角度から見た昭和な風景を満載しています。おもに取り上げているのは、昭和30~40年代あたりの風景で、いまから半世紀くらい前になります。前回の東京オリンピックの開催前後の風景は、東京の街自体が作り変えられている最中で、戦後復興から近代ニッポンへの橋渡しとなったころの風景でもあります。たとえば新宿なら、まだ小田急線や京王線が地上を走り、西口は開発が進まず広大な淀橋浄水場が広がっていました。いち早く発展した東口も、歌舞伎町の前には都電が走り、ようやく地下鉄丸ノ内線が新宿に到達、三越や伊勢丹の前にはトロリーバスが走っているようなころです。ある方には懐かしく、またある方には見たこともない、山手線の沿線風景をお楽しみください。

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